拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-1 教育・研究 - 大学全体の取組等

学生の質保証

-令和2年度 政経学部FDワークショップの開催-

政経FD2020.png

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、令和2年度には本学でも遠隔授業が導入されました。1年間続いたこの新しい試みの実施例や問題点について情報を共有し、より良い授業構築につなげるため、政経学部では2月16日にFDワークショップを開催(Teamsでのオンライン開催)しました。

今回は、本学部の長友昭先生に「オンライン授業の課題と展望」というテーマでご講演いただきました。講演を通じて、従来の対面型授業とオンライン授業の違い、先駆的な実践例、学生とのコミュニケーションの取り方、課題設定の方法、さらには授業の失敗例とその解決法について学ぶことができました。出席した教員からは、ゼミナールにおける成功例、わかりやすい授業にするための機材とその使い方、アンケート調査に基づく学生の意見等、有益な情報が紹介され、活発に議論されました。

ワークショップの最後には、今年度培った経験をどう活かすかも話し合われました。ネットを活用した授業が今後も有力な選択肢として残るだけでなく、対面授業においても学生とのコミュニケーション等の場面で遠隔授業の手法を一部応用できるのではないか、との意見が提起されました。

本学では、どのような形式であっても学生に対してより良い学修の機会を保障するため、引き続きこのようなFD活動に取り組んでまいります。

(記事作成:近藤和貴 政経学部准教授)

March 1, 2021 2:58 PM