拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-2 教育・研究 - 各学部におけるゼミナール教育の充実と強化

2020年度 ゼミナール教育の充実と強化

-拓殖大学におけるHult Prize(ハルトプライズ)予選大会の開催-

  • 実施ゼミ

    竹下(正)ゼミナール、徳永ゼミナール、新田目ゼミナール

  • 企画名称

    拓殖大学におけるHult Prize(ハルトプライズ)予選大会の開催

  • 活動期間

    2021年1月23日(土)

  • 参加人数

    約60人

  • 活動報告

    Hult Prizeとは、国連が公式に協賛している世界最大の学生ビジネスコンペ(ハルトプライズ)は、学生のノーベル賞とも呼ばれています。毎年SDGsからテーマが提示され、世界121ヶ国、3万人以上の学生がビジネスプランを競いあいます。すでに東大、京大、北大、東北大、九大、一橋大、早稲田大、慶応大をはじめ多くの大学が開催していますが、拓殖大学は開催しておりませんでした。
    このたび農業総合コース生を中心とした学生10名ほどが、Hult Prize拓大学生運営組織を立ち上げ、拓殖大学初となる予選大会を開催しようと動き始めました。ゼロから立ち上げなくてはいけないことに加え、大会当日の運営からホームページの作成まですべて英語でしなくてはならないことから、学生スタッフは大変な努力を強いられていました。
    アメリカ本部に正式登録した上で、10チーム以上の参加があれば、優勝チームは次の地区大会に進むことができるようになります。(地区大会は、東京大会に参加してもよいし、アメリカの大会に参加してもよい。)その10チームを集めるための地道な広報活動、数十回に及ぶ説明会が大変そうでしたが、なんとか12チームのノミネートを得、正式予選として開催することができました。
    英語発表、英語での質疑応答、外部審査員による公平な審査を経て、チームMSKが優勝となりました。(詳細はコチラ
    反省点および今後への期待としては、学生たちが一番苦労していたのは、参加10チームを集めるための学内での広報活動でした。一応、全学部に呼びかけていましたが、伝える媒体がない中では限界があり、学生たち自身がSNSサイトを立ち上げ、そこで細々と宣伝すること、および竹下教授が国際学部の先生たちに呼びかけ、ゼミ単位で参加してもらうこと、BBを使い、担当授業で宣伝することしかできませんでした。来年以降は可能であれば、学チャレや紅稜祭のように、大学が少し先導してあげる形でサポートし、大学ホームページを使って参加チーム募集ができれば、より持続的な活動にしていけると感じました。

    February 17, 2021 12:02 PM