拓殖大学「教育ルネサンス」〜NEW ORANGE PROJECT〜

国際学部では2月11日に石川一喜准教授を講師として「持続可能な社会の実現プロセスにおける人材育成 〜イギリス留学経験をもとに〜」と題するFDワークショップを行った。
石川先生は昨年、サバティカルリーブを利用してイギリスに留学されたが、今回はその経験を踏まえて国際学部の人材育成・教育のあり方について考えるものであった。
現在、日本でも学びに向かう力など非認知能力が学びの中でも重視されているが、イギリスでは生活の中に多様な学びの場があり、様々な人が主体的に、持続可能性について体験したり、議論しながら学んでいるという。今後、国際学部でも異質なものや非効率的に見えるものを大切にし、型にはめて人材を育成する教育「工場」ではなく、多様な人々が集まる中で学生が成長していく「広場」化を図るべきではないかというものであった。今後の国際学部の教育のあり様に大きな一石を投じる内容であった。