拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-3 教育・研究 - 各学部における実践的な職業教育の充実

2019年度 実践的な職業教育の充実

-政経学部 3年・2年ゼミナール-

  • 科目名

    3年・2年ゼミナール

  • テーマ

    湯沢町の地方創生と卒業生としてのアドバイス

  • 実施日

    2020年1月20日(月)

  • 担当教員

    宮下 量久 政経学部准教授

  • 講師

    笛田 利広〔湯沢町役場 総務部企画政策課企画係〕

  • 活動内容

    宮下ゼミナールの演題は「まちづくり、地方財政、経済政策」です。授業ではフィールドワークも積極的に取り入れ「行動力」育成に繋げています。

    私のゼミに所属する学生の多くは「公務員志望」であり、まちづくりに強い関心を持つことから、実際に地方創生に携わるプロフェッショナルのお話を聞く機会を作りました。
    今回は、新潟県湯沢町役場にお勤めの本学卒業生でもある笛田利広氏に「湯沢町の地方創生と卒業生としてのアドバイス」をテーマにご講義いただきました。

    講義では、まちづくりの実践例として、湯沢町の現状や地方創生の取組みを解説いただき、笛田氏が作成担当した町のPR動画を見ることで、ゼミ生は湯沢町の魅力とその取組を身近に感じることができたようです。民放のテレビ等で紹介された完成度の高い動画であり、学生たちの関心が大いに高まりました。
    また、就職活動を間近に控えた3年生たちには、公務員の業務内容や民間会社との比較を中心にご講義いただき、2年生たちには、春休みなどを活用した、いろいろなチャレンジが自身の可能性を広げるとのご助言いただきました。

    最後に笛田氏から、湯沢町の地方創生を進めるにはどのような施設があったらよいか、独身者の婚活サポートはどうしたら良いかなどが投げかけられ、学生からは、商業施設を中心とした複合施設の必要性や同窓会の開催支援などのアイディアが出されました。このような、笛田氏と学生たちによるインタラクティブな議論が有意義であったことは言うまでもありません。
    講師が本学政経学部のOBであるため、学生たちは身近な目標として捉えられたようです。現役生とOBが交流する、よい機会を提供できたと考えます。

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    March 31, 2020 4:22 PM