拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-3 教育・研究 - 各学部における実践的な職業教育の充実

2019年度 実践的な職業教育の充実

-スペイン語相互学習Ⅱ、Ⅳ、Ⅵ-

  • 科目名

    スペイン語相互学習Ⅱ、Ⅳ、Ⅵ

  • テーマ

    パッション・思い続ける 夢や目標を持ちながら、大学で学ぶ意味

  • 実施日

    2019年12月19日(木)

  • 担当教員

    廣澤明彦 外国語学部教授・安富雄平外国語学部教授

  • 講師

    前田知洋氏 〔サガン鳥栖 トップチーム通訳〕

  • 活動内容

    「スペイン語相互学習」(SAM)は、学生同士でスペイン語文法について教えあい、学びあう能動的な学習活動です。1年生から4年生を対象に相互にスペイン語文法を修得することを目的としています。

    本学卒業生でもある前田知洋氏に講演を行ってもらいました。前田氏はアビスパ福岡、カターレ外山、サガン鳥栖のサッカートップチーム通訳を歴任した経歴を持ち、通訳スタッフとして第一線の選手らと接し、その経験から学んだ貴重な体験談を情熱的に語っていただきました。

    講義にはスペイン語学科の学生67名と教職員他13名が出席しました。
    受講生達は、前田氏の本学でスペイン語を学んだ経緯を聞いて、自分たちと何ら変わらない学生であったことを理解しました。
    通訳スタッフの仕事と言っても、サッカー選手の通訳だけでなく、その家族を含めた在日環境を調整するスタッフとして、単に会話を日本語・スペイン語に訳して伝えることだけでなく、相互に信頼関係を築き、チーム全体の力になるように様々な要因を調整し、人と人との関係に基礎を置いた、複雑な仕事であることが解説され、受講生らは興味深く真剣に耳を傾けていました。
    前田氏より、フェルナンド・トーレス選手をはじめとするサッカー界のスター選手からの本学学生に宛てたメッセージ動画を準備してもらいました。興味を掻き立てられた上級生が、それらのメッセージを見事に日本語に訳して、一年生の模範となる資質を見せた場面でした。

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March 4, 2020 6:37 PM