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-国際学部・2年ゼミナール-
科目名
2年ゼミナール
テーマ
フィールドワークから見たアフリカ
実施日
2020年1月7日
担当教員
徳永 達己 国際学部教授
講師
岩井 雪乃 早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター准教授
活動内容
本ゼミナールの演題は「地方創生(まちづくり)の経験を通じて国際開発について考える。」です。ゼミの活動と研究を通じて、将来国際開発の分野やまちづくり活動において、プロジェクトのリーダーとして活躍できる能力向上を目的としています。
今回は、フィールドワーク「現地で寝食を共にして生活するからこそ見えてくるものは何か?」に焦点を当て、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターの岩井雪乃先生をお招きしてご講義いただきました。
1. アフリカゾウ獣害問題への対策プロジェクト
多くの日本人がアフリカゾウは保護すべき動物だと考えています。しかし、タンザニアのセレンゲティ国立公園では、保護政策の結果、ゾウの個体数が増え、人慣れも進んで農村の畑を荒らし、時には人が殺される被害が発生しています。
岩井先生は、20年前からこの問題の対策活動をタンザニアの農民とともに行ってきました。日常的に命を脅かされる村の生活を伝えていただくと同時に、創意工夫をこらして対策を実施する農民のたくましさを伝えていただきました。
2. フィールドワークからの発見とキャリアへの接続
授業後半はパネルディスカッションとし、岩井先生に加えて八塚春名先生(津田塾大学学芸学部多文化・国際協力学科講師))、榎本悠人さん(学3)から、それぞれのアフリカでのフィールドワーク経験をお話しいただきました。
パネリストの皆さんは、大学教員、社会起業家とアフリカから学んだことを、多様な形で社会にアウトプットを発信していました。学生のみなさんにも、体験したことをさらに深めてキャリアにつなげてほしいとメッセージを送られました。