拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-1 教育・研究 - 大学全体の取組等

教育組織の見直しとカリキュラム改編

- 拓殖大学教育課程基本方針 -

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本学では、令和元(2019)年度第1回内部質保証委員会(5月14日開催)において、教育課程の編成するための全学的な基本方針として次のとおり、「拓殖大学教育課程基本方針」を定めました。今後、この方針に基づき、各学部・研究科において、カリキュラム改革が進められることとなります。

    令和元年5月13日

    学長 川 名 明 夫

    拓殖大学 教育課程編成 基本方針

  • 本学の教育理念に基づく国際性、専門性、人間性を具えた「拓殖人材」育成のためには、学生の可能性を最大限に伸長する教育を行うことが必要です。
    「2040に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」(平成30年11月 中央教育審議会)及び大学基準協会における第3期認証評価では、学生が卒業・修了後に身につけた能力や技能が社会に対して認められるものでなければならないとし、そのためには、各学部・研究科の「卒業・修了認定・学位授与の方針」で示す到達目標を確実に身に付けさせることに重点を置いた順次性のある体系的な教育課程を編成することが重要と述べられています。
    近年、学問の領域の拡大に伴い、科目の細分化が進み授業科目数が増加しています。そのため、上で述べたような、順次性・体系性を持ち、学生が確実に到達目標を身に付けられるような教育課程となっているかという観点から、カリキュラムの検討が必要です。
    検討に当たっては、カリキュラム・マップを検証し、学部・研究科の到達目標を達成するために必要とする基盤科目を重視した科目の見直しを行い、カリキュラムのスリム化を図ることとします。また、課題発見型学修の充実を図ることなどの方策として、企業・団体等との連携による授業の継続・充実や授業規模の適正化を図ることも必要と考えています。更に、学生の卒業後の進路の見える化を図るため、各学部、学科にコース制を導入することとします。 また、本学の日本語教育における豊富な経験と実績を活かした外国人留学生の受入拡大を検討することとしており、これらの教育組織の変更に伴う教育課程の整備も併せて実施します。 以上の基本方針を踏まえ、「令和元年度におけるカリキュラム改革の重点事項」を別紙のとおり示します。

    カリキュラム改革 重点事項(概要)

  • 1.順次性のある体系的な教育課程の編成
    2.「卒業・修了認定・学位授与の方針」で示した卒業後の進路を見据えたコースの検討又は見直し
    3.カリキュラムのスリム化
    4.科目区分ごとの授業規模の適正化の検討
    5.社会的・職業的自立を図る教育の推進

January 10, 2020 11:15 AM