カテゴリーソート
-国際学部 ODA概論-
環境アセスメント事例説明(タンザニア国マクユニ-ンゴロンゴロ間道路整備計画)
授業風景2(グループディスカッションの様子)
科目名
ODA概論
テーマ
開発プロジェクトの環境社会配慮
実施日
2019年10月31日
担当教員
徳永 達巳 国際学部 教授
講師
黒木浩則・高橋水希(株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル社道路計画部)
活動内容
この授業は、日本および欧米のODAについて、役割と課題について理解を深めることを目的に、専門的知識の修得及び途上国の抱える開発課題について具体的な提案ができる能力を養うことを達成目標としています。
今回の授業は、開発および建設技術コンサルティング業務を行う株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル社(OC Global)から黒木先生、高橋先生をお招きして、以下とおりご講義いただき、特に国際協力プロジェクトにおける環境社会配慮(環境アセスメント)について理解を深めることができました。
I. 環境社会配慮の定義とその必要性
II. プロジェクトサイクル毎の開発コンサルタントの役割
III. 環境アセスメントの具体的な内容と事例
IV. 環境アセスメントの事例
V. グループディスカッション【演習課題】
90分の授業の中で、プロジェクトサイクル、定義・手段、環境アセスメントの一般的な流れを理解した上で、最も重要なステップである「スコーピング(環境アセスメント評価等の枠組)」の演習を行う事は非常に難しかったと思います。しかし、「環境」は身近な視点から捉えられる課題であり、自身に置き換え、想像力を豊かにして考えると思い当たるところがたくさん出てくることがわかったと思います。(例えば、工事があれば、騒音、粉じん迷惑など)
新しい分野や新しい出来事に遭遇した場合は、それまでに知っている事にあてはめて考えると理解できることもたくさんありますので、今回の演習を通して考え方・経験を身につけていただければ幸いです。