拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-1 教育・研究 - 大学全体の取組等

学生の質保証

-2019年度 商学部・政経学部 FDワークショップの開催-

66.png

本学では、全教員が学生のより良い学修につなげるため、FD活動を通じた教育方法の改善に日々取り組んでおります。近年、商学部・政経学部では、障害を持つ学生へのサポートのあり方が教員間での関心事となっているため、2019年11月1日(金)にFDワークショップを開催し、最新の研究成果・事例を学びました。

今回は、発達障害の専門家でありその支援にも取り組んでおられる筑波大学の脇貴典先生(人間系研究員、ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター コーディネーター)をお招きし、「支援が必要な学生への指導・支援について~発達障害学生とのかかわり方」をテーマにご講演をいただきました。講演を通じて、最新の研究成果に基づく障害の捉え方、学修・就職支援の先進的な事例を共有することができました。教員からは学生支援の具体的な方法について質問が提起され、活発に議論されました。

ワークショップでは、障害のある学生の支援だけでなく、学生の多様なニーズにどう応えるかも議論になりました。障害のある学生へのサポート・学修環境の整備は、すべての学生が学びやすい環境の整備にもつながります。講演会では、ユニバーサルデザインの授業設計、大学のあり方についても意見を交わすことができました。

本学では、学生に対して質の高い学びを保証するため、今後も、このようなFD活動に取り組んでまいります。

(記事作成:近藤和貴 政経学部准教授)

December 12, 2019 10:34 AM