拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-3 教育・研究 - 各学部における実践的な職業教育の充実

2019年度 実践的な職業教育の充実

-政経学部 2年ゼミナール-

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  • 科目名

    2年ゼミナール

  • テーマ

    アメリカ下院議員のスキャンダルと得票の研究・・・政治家の「美顔度」の観点から

  • 実施日

    2019年4月18日

  • 担当教員

    浅野 正彦 政経学部 教授

  • 講師

    Rodrigo Praino氏(オーストラリア Flinders University 准教授)

  • 活動内容

    このゼミナールでは「英語力を向上させて、卒業後の進路の幅を広げること。」を目指しています。今回の講義は、ヒューリスティック(発見的手法や経験則)を使った投票行動研究者の第一人者である豪州フリンダース大学のRodrigo先生をお招きして、ご講義いただきました。
    講義対象は、ゼミナールの2、3、4年生が中心であり、講義内容が計量経済学分野もカバーしているので、経済学科の学生の参加も期待しています。
    内容は、Rodrigo先生が今年の9月に国際ジャーナル Political Behaviorに発表した「アメリカ下院議員のスキャンダルと得票の研究」を用いて、1972から2012年の間に政治汚職にかかわった下院議員が次の選挙でどれだけ票を減らしたのかという事を、政治家の「顔の美顔度」という観点から分析したものです。
    このようにとても興味深い内容の講義を英語で聞くことで「英語の壁」を乗り越えて理解することが目的です。
    専門性が高い研究内容でしたが、学生が理解しやすいように、比較的ゆっくりとした英語で丁寧に解説していただきました。そもそもどのような関心で研究を始め、実際にどのようにしてデータを集め、分析したかということを一つ一つわかりやすく解説していただきました。
    英語による講義であったにも関わらず、興味深いテーマであったことから、学生達から講義内容の質問が寄せられ、Rodrigo先生からはその内容をさらに発展させたお話を伺うことができました。
    学生にとっては「英語で聞く初めての本格的な講義」であったこともあり、大変いい経験になったと思います。

    December 11, 2019 7:40 PM