拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-1 教育・研究 - 大学全体の取組等

学生の質保証

-「教学IR 機能の整備」-

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平成30 年11 月に答申された「2040 年に向けた高等教育グランドデザイン」の中で、「教学マネジメントの確立に当たっては、大学が、学生の学修成果に関する情報や大学全体の教育成果に関する情報を的確に把握・測定し、教育活動の見直し等に適切に活用する必要がある」として、全学的な教学マネジメントの確立の具体的な方策として「教学IR(インスティテューショナル・リサーチ)体制の確立」の必要性が提言されました。また、日本私立学校振興・共済事業団は、平成30 年度から私立大学等経常費補助金(一般補助)に、次の基準により、IR 機能の整備してる大学に対して、補助金を交付する制度を新たに設けられました。
本学は、今までも、教育の成果等に関する情報(学生実態調査、授業評価等)や自ら置かれている客観的な状況を収集・分析をし、その情報(教育ルネサンス「改革・改善の取組」等)を学内外に情報提供しており、既に教学IR の機能を整備しているといえます。また、平成30 年10 月に策定したアセスメント・ポリシーに基づき、令和元年度から各種調査の結果を用いて学修成果を測定し分析することを予定しています。従ってIR に関する事項を「学校法人拓殖大学事務分掌細則」に明記し責任主体をすることで、教学IR 機能のさらなる向上を図ることとしました。

    ○学校法人拓殖大学事務分掌細則(抜粋)


  • 第5条 学長事務室においては、大学の教学に係る次の事項を分掌する。

  • (1)大学教学会議、教員選考委員会、学長室会議に関すること。

  • (2)教学に係る学内外の情報の収集、分析、調査、研究等のIR(インスティテューショナル・リサーチ)に関すること。

  • (3)教学に関する情報の学内外への情報提供に関すること。

  • (4)大学の内部質保証に関すること。

  • (5)学長、副学長の事務補佐、秘書業務に関すること。

November 18, 2019 12:47 PM