拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-3 教育・研究 - 各学部における実践的な職業教育の充実

2019年度 実践的な職業教育の充実

-クラスゼミ-

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  • 科目名

    クラスゼミ(約250人)

  • テーマ

    社会貢献活動を職業にする

  • 活動期間

    2019年6月21日 1時限目 / 2時限目

  • 担当教員

    新田目 夏実 国際学部教授

  • 講師

    召田 安宏氏

  • 活動内容

    国際学部のクラスゼミは大学の学習に必要なアカデミックスキルを身につける時間であり、一年生の必修科目です。 6月21日の授業では、国際学部の理念である「社会貢献・ボランティア活動の大切さ」及び「キャリアとしてのNGO活動と社会貢献活動の実際」を学ぶことを目的に授業を行いました。 本学部の卒業生でもあり、NGO団体で専従職員として活躍している召田安宏氏をお呼びし、社会貢献・ボランティア活動の大切さについてご紹介いただきました。

    1.社会貢献・ボランティア活動の大切さ
    2.自分の大学時代からの学習の中で、いかに社会貢献・ボランティア活動の大切さに気がついたか
    3.職業としてのNGO活動の実際
    4.タイ・ラオス・カンボジア、東日本大震災等におけるNGO活動の実際についての紹介

    召田氏が所属する公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)が活動するタイ、ラオスを中心とした途上国では、識字率の低さが依然として問題になっており、タイ国境の難民キャンプで図書館支援活動やミャンマーの難民キャンプで児童図書を届ける運動を行っていること。実際にボランティアに参加することが最高の学習であること。国際学部で海外実習に参加したことが現在のキャリアのきっかけになったことなどについて、実体験と現在の職場経験にもとづくとても説得的なお話をしていただきました。学生達からも活発な質疑応答がありました。一年生の問題意識を高めるにあたって大変効果的な授業でした。

    講師紹介:召田 安宏(メスダ ヤスヒロ)
    公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)広報課
    2007年に拓殖大学国際開発学部を卒業。学部時代から活発にNGO活動に参加し、卒業後は世界の子どもを児童労働から守る「特定非営利活動法人ACE」で8年間勤務。 2016年に途上国で図書館・学校建設・奨学金支給・緊急救援活動をしている、現在のSVAに転職し、会報誌「Shanti」や各種報告書作成、ウェブページの管理を担当している。 関連HPはこちら

    November 6, 2019 8:29 PM