拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-1 教育・研究 - 大学全体の取組等

学生の質保証

-拓殖大学「三つのポリシー」の策定方針の制定及び学部のポリシーの見直し-

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大学の大衆化と学生の多様化が一層進む中、国際性の観点からも、大学の質を社会に保証していくことが求められており、これに対応するための施策に取り組んでいます。
その一環として、本学では、三つのポリシーを策定するための全学的な基本方針として「拓殖大学『三つのポリシー』の策定方針」を定めています。
この方針では、本学の教育理念に基づく教育・研究指導や人材育成における現場主義、専門的実践能力の育成を実現するため、到達目標を具体的かつ明確に定めることとし、また、三つのポリシーの記載項目及び様式を統一化し、学科又は課程ごとに策定することとしています。
この方針を踏まえ、令和元年6月に商学部、政経学部及び工学部の三つのポリシーを見直しました。なお、令和3年2月に工学部情報工学科は、さらに明確にわかりやすくするために、三つのポリシーの改定を行なっています。

○商学部、政経学部および工学部「三つのポリシー」(PDF)


    令和元年2月6日

    拓殖大学「三つのポリシー」の策定方針

  • ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー及びアドミッション・ポリシー(以下「三つのポリシー」)は、本学の教育理念に基づく教育・研究指導や人材育成における現場主義、専門的実践能力の育成を実現するに当たり重要なものであり、教育の質保証を図るうえでの原点となる。特にディプロマ・ポリシーに謳う到達目標は、学生が卒業・修了時に身につけている能力であり、社会に対しその能力を保証するものである。従って、学生の学修目標として機能するよう、到達目標では、「何が身につけられるのか」を、専門的能力、コミュニケーション能力、課題発見解決能力等の観点から分類し、具体的かつ明確に定めることとする。さらに、本学では建学の精神に基づき、積極的に多くの外国人留学生を受け入れており、そのためのポリシーを併せて明確化する。以上の方針に基づき、下記のとおり、三つのポリシーの記載項目及び様式を統一化し、学科又は課程ごとに策定することとする。


    ○拓殖大学「三つのポリシー」の記載項目

    1.卒業・修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

    (1)卒業・修了時までの到達目標(知識、技能、態度等)

    (2)卒業・修了後の進路

    2.教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
    (1)教育課程の編成(以下、記載に盛り込む内容)
    ・順次性及び体系性への配慮
    ・コースワークとリサーチワークを適切に組み合わせた教育への配慮(大学院のみ)
    ・到達目標ごとに必要とする授業科目(研究指導を含む)の開設

    (2)学修成果の評価

    3.入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

    (1)入学前に求められる能力、水準
    ①「学習歴」②「学力水準」③「能力」(三要素:「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」)

    (2)入学希望者に求められる水準等の判定方法


    ※記載項目は、「三つのポリシーの策定及び運用に関するガイドライン」(平成 28(2016)年3月中央教育審議会)及び「大学評価ハンドブック」(平成 29(2017)年 4月大学基準協会)を踏まえて作成。

    以 上

July 18, 2019 7:12 PM