拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-1 教育・研究 - 大学全体の取組等

学生の質保証

-GPA制度を活用した修学指導-

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平成30年度第5回FD委員会:文京キャンパスと八王子国際キャンパスとの遠隔会議の風景

大学の大衆化と学生の多様化が一層進む中、国際性の観点からも、大学の質を社会に保証していくことが求められており、これに対応するための施策に取り組んでいます。

平成20年12月に中央教育審議会「学士課程教育の構築に向けて(答申)」の中で、成績評価の改革の方向として「教員間の共通理解の下、各授業科目の到達目標や成績評価基準を明確化するとともに、GPAをはじめとする客観的な評価システムを導入し、組織的に学修の評価に当たっていくことが強く求められる」こととし、大学に期待される具体的な改善方策として、①国際的にGPAとして通用する仕組みとする評価の設定を標準的な在り方に揃えること、②不可となった科目も平均点に算入すること、③留年や退学の勧告等の基準とすること」が提言されました。
さらに、平成30年6月に文部科学省、高等教育段階の負担軽減方策に関する専門家会議「高等教育の負担軽減の具体的方策」の中で、支援措置の対象となる大学として、「GPAなどの成績評価に係る客観的な指標の設定・公表、成績の分布状況の把握をはじめ、適切な実施・卒業の認定に関する方針・基準の策定・公表・実施」を要件とすることが決定されました。

以上の趣旨等を踏まえ、本学では、次のとおり「GPA制度を活用した修学指導」を実施します。
この取組により、成績不振学生等を早期に発見しきめ細かな指導や支援を行うことにより留年者数や退学者数の減少につながるものと期待されています。

    修学指導について
    (履修要項に掲載)


  • 本学では、入学後にオリエンテーションを実施し、履修要項及び履修ガイダンス資料に基づき、4年間の履修手続の流れや学修計画の立て方などについて、きめ細かな履修指導を行うとともに、学生が気軽に教員の研究室を訪れ、個別に学業などの質問や相談ができるよう、全ての専任教員が「オフィスアワー」(教員紹介に掲載)を設定し、年間を通した学修指導の体制を整えています。さらに、学修状況の不調を早期に把握する観点から出席不良、成績不振、原級等となった学生への個別面接などを行っています。このように本学では、学生が自覚をもって有意義な大学生活を送り、やがて自律した社会人となることを支援するよう努めています。


  • 本学の学則23条では、次のとおり在学年限を超過して在学することはできません。この規定に該当すると退学(自主退学又は除籍退学)の措置を適用することになります。

  • 学則(在学年限)
    第23条 学生は、6年をこえて在学することができない。ただし、教授会の議を経て学長が許可した場合は、8年以内の期間、在学することができる。
    第29条 第1項の規定により入学した学生は、同条第2項により定められた在学年数の1.5倍の年数(端数が生じた場合は切上げた数)をこえて在学することができない。ただし、教授会の議を経て学長が許可した場合は、その2倍に相当する年数以内の期間、在学することができる。

  • このような措置の対象とならないよう、本学では、生活習慣を改善し学修意欲を高めてもらうこと、学修活動の改善を支援することなどを目的として、次のとおり、GPAの基準を用いて、「成績不振学生の面接」を行っています。


  • ○成績不振学生の面接等
    学期ごとのGPAが、その終了時に1.0未満の学生を対象に次のとおり面接等を行います。ただし、当該学期の休学者及び卒業所要単位修得者を除きます。

  • 回数指導内容等
    1回 学生本人に、学部長が指名する教員が修学指導を行います。
    2回
    連続
    学生本人に、学部長又は学部長が指名する教員が進路変更を含めた修学指導を行います。
    3回
    連続
    学生本人・保証人に学部長が退学を含む進路変更を勧告します。

  • この他、学生支援室において、出席不良、原級等となった学生への個別面接も行っています。

January 28, 2019 4:08 PM