拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-1 教育・研究 - 大学全体の取組等

学生の質保証

-商学部・政経学部FDワークショップの開催-

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商学部・政経学部 FDワークショップの風景

大学の大衆化と学生の多様化が一層進む中、国際性の観点からも、大学の質を社会に保証していくことが求められており、これに対応するための施策に取り組んでいます。その一環として、本学では、学部全体としてFDワークショップを大学院全体として大学院FDワークショップを開催するとともに、学部ごとにもFDワークショップを次のとおり開催しております。

【平成30年度 商学部・政経学部FDワークショップ】
本学部では、日頃から教育内容・方法の改善を目指して、FD活動に取り組んでおります。その一環として、去る11月30日に、商学部、政経学部教員が一堂に会して、FDワークショップを開催しました。

今回のテーマは、他大学における先進事例研究でした。東洋大学から高橋豊美副学長をお招きして「東洋大学におけるクォーター制の導入事例」について、ご講演を頂きました。クォーター制(4学期制)とは、大学における1年間の講義期間を四半期ごとに区切る制度のことです。海外の大学では珍しくなく、大学の国際化の必要性が指摘されるなかで、 日本においても近年、一部の大学が導入しています。

本学ではクォーター制の導入予定はありませんが、学期制度の改編は多くの教員にとって、 大きな関心事項となっております。講演会では、東洋大学におけるクォーター制の取り組み状況、実現したFDと見えてきた課題について、貴重なお話しを伺うことができました。クォーター制に留まらず、FD全般について多くの示唆を得ることができました。

本学では、引き続き全教職員が一丸となり、教育内容・方法の継続的な改善に取り組む所存です。

(記事作成:白石浩介 政経学部教授)

January 28, 2019 3:28 PM