拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-3 教育・研究 - 各学部における実践的な職業教育の充実

実践的な職業教育の充実

-2年ゼミナール、3年ゼミナール-

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  • 科目名

    2年ゼミナール、3年ゼミナール

  • テーマ

    「語学の学び方、社会人の転職、国際協力のキャリアを考える」

  • 実施期間

    2018年6月25日

  • 担当教員

    矢口 優

  • 講師

    谷口 末利子 氏(本学国際開発学部卒業生)

6月25日に、本学卒業生の谷口末利子さんが「語学の学び方、社会人の転職、国際協力のキャリアを考える」と題した講義をしてくださりました。谷口さんは国際開発学部(現国際学部)矢口ゼミナール出身で、学部時代は自らスタディツアーでスリランカを訪問したり、卒論の調査でインドネシアに訪問したり、学内でもボランティア活動に力を入れるなど積極的に行動をしていました。大学卒業後は在学時の関心に近い有機食品やフェアトレードに関する民間企業での勤務を経験し、その後、日本のNPOに所属してスリランカでインターンを経験。引き続きスリランカにおけるJICA(国際協力機構)のプログラム・コーディネーター業務に携わりました。2018年2月に同業務の任期満了に伴い、帰国。2018年8月からキャリアアップのため、英国Sussex大学大学院修士課程へ進学しました。

谷口さんからは、そうした在学時代の語学学習を中心とした学習面でのアドバイスに始まり、在学中のボランティア活動や留学生との交流体験に加えて、どのように社会人としてキャリアアップをはかるか、特に国際協力の職を探すための方法について本人の体験に基づき具体的な話しが続きました。学生の多くが真剣に話を聞いている様子が印象的でした。

講義後の質問も多くの参加者から活発に質問が飛び交いました。さらに本企画の目的であった、学部生としての過ごし方、社会に出てからのキャリアアップのやり方を理解してもらうことについても、学生たちの質問や講義後の谷口さんとの懇談会の様子からも、学生は深く学ぶことができ、十分に意義深い講義であったでしょう。

November 30, 2018 10:23 AM