拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-3 教育・研究 - 各学部における実践的な職業教育の充実

実践的な職業教育の充実

-新しいビジネスの創造とグローバル人材の育成-

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  • 学部・団体名

    商学部 「異文化コミュニケーション研究」ゼミナール

  • テーマ

    新しいビジネスの創造とグローバル人材の育成

  • 実施日

    2017年10月26日

  • 参加人数

    3,4年ゼミナール履修生、その他聴講を希望する学生 計35名

本ゼミナールには、海外とつながりのあるビジネスに携わりたいと考えている学生が比較的多く在籍しています。Tokyo Global Gatewayでは英語でコミュニケーションをはかれるグローバル人材の育成を目的に2017年2月に設立されました。この度、同代表取締役社長の織田氏から、新しいビジネスの創造とグローバル人材の育成に向けて、どのような経営戦略をもって運営していくのか、をテーマにお話しいただく機会を得ました。 まず、織田氏がどのように社長になったのか、社長としての必要な視点「ぶれないビジョン」「後回しにしない迅速さ」「成功するまでやり遂げる粘り強さ」「運を呼び込むための行動力」についてお話しいただきました。 また、海外とつながる、外国人と働くために必要な能力を磨くために、「海外を常に感じる環境に身を置く」「そのための自分への投資を惜しまない」「多様なネットワークを作る」ことの重要性についてもお話を聞くことができました。「英語」は単に「話す」ためのものではなく、仕事で「使う」ためのもの、人との関係性を「築く」ためのものであるという指摘もありました。普段英語を学ぶ学生たちにとって、語学学修への新たな動機づけになったのではないでしょうか。外国人と働くためには、「みんな違ってみんないい」という視点を忘れてはいけないとの氏の主張は、普段ゼミで学んでいる「文化相対主義」にも通じるところがあり、参加学生は、授業で学んだ理論と実践的なビジネスのつながりを改めて理解できたのではないかと思います。 途中で質疑応答をはさみながら、また和やかに講演が進み、参加者にとってはあっという間の90分となりました。最後に、参加者はフィードバックシートを作成しましたが、ほとんどの学生が裏表いっぱいに感想、気づきを記入していました。

April 3, 2018 1:26 PM