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-公務員の実態-
学部・団体名
政経学部
テーマ
公務員の実態
実施日
2017年11月29日
参加人数
35名
政経学部における授業科目である公務異論は、公務員が担うべき「公務」は何かという基本的な問題認識から、公務員制度改革に伴う課題も視野に入れながら、学生たちに公務員制度の現状と課題を理解させていくことを目的としたものである。
また、本講義では理論や制度の概説はもちろんのことであるが、極力「生の公務員の実態」の実例を示すことに心がけている。それは、受講生の多くがあこがれの様に公務員を志望しており、公務員の生の姿を示しておくことが、公務員になった後にも、公務員としての重責に耐えられるだけの大切な基礎知識となるからである。
そのため、本講義での企画として、本学卒業生で地方公務員をしている寺田和宣氏に「公務員の重要性と難しさ」をテーマとし、日常の体験事例を示していただきながら、易しく学生に講義してもらったものである。
講義の後半は「座談会形式」にして、講師を囲みながら普段の講義では聴けない「生の公務員の実態」について、学生からの質問に対して答えるものとした。
講義に出席した学生からは、「拓大の先輩ということもあり親しみやすかった」「平易な解説で面白かった」「公務員志望だが、やる気が出てきた」などの声があり、好評であった。
なお、学生からは「もっと早い時期に、こうした講義を受けたかった」という意見もあり、来年度についての検討課題としたい。