拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-3 教育・研究 - 各学部における実践的な職業教育の充実

実践的な職業教育の充実

-習慣力-

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  • 学部・団体名

    政経学部 丹野ゼミナール

  • テーマ

    習慣力

  • 実施日

    2017年11月22日

  • 参加人数

    15名

2017年11月22日(水)4限に丹野忠晋が担当する3年ゼミナールと4年ゼミナールの学生が三浦将先生による「勉強する習慣力・意思力」の講演を聞いた。
これから就職活動が始まる3年生と来春社会人となる4年生に対して、大学で勉強して社会で充実した人生を送るにはどうすれば良いかを「習慣力」をキーワードに貴重な考え方に触れた。先生の講演の途中から熱気を帯びてきた。多くの学生がメモを取り出し熱心に聞き入ったのがとても印象的であった。
先生の講演の内容は、少しでも良い習慣を身につけて長く継続することにより段々と自分の様々な能力が高まるということである。そのなかで、「意思力」「規律性」「自主自律」の重要性が指摘できる。何事をなすにも意思が必要である。しかし、それはすり減ってしまう貴重な資源である。それを考慮して少しでも良いので自分の習慣を変化せせるのが重要である。
将来に対する自分の夢や目標を明確に定めて、自分のルールに則り自分の道を進んでいくそのような力を鍛える。そのような力を身につければ驚くような成果が得られる。先生は著述業に就いていなかったがこの本を執筆することになり、早起きの習慣を身につけ、自分の夢だったビジネス書のトップ10に入る結果を勝ち取った。
就職する学生は初任給20万円だとして、1年目からその金額を稼げるのは希だ。企業は何を期待しているのか?それは採用する学生の「成長性」である。ただ与えられた業務をこなすだけでなく、企業に新たな富をもたらす人材を求めている。そのため企業にきちんと自分の規律性や自主自律の気質を持っていることを示す必要がある。
90分の中に学生同士のディスカッションも含めて楽しい雰囲気に包まれた。時間はあっという間に過ぎて最後の質疑応答も活発に行われた。

April 3, 2018 1:20 PM