拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-3 教育・研究 - 各学部における実践的な職業教育の充実

実践的な職業教育の充実

-現在の朝鮮半島情勢-

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  • 学部・団体名

    政経学部 国際政治史

  • テーマ

    現在の朝鮮半島情勢

  • 実施日

    2017年12月12日

  • 参加人数

    約30名

主として東アジアの国際関係を歴史的に追い、現在に至る東アジアの情勢を理解することを目的としている授業であるが、最近の朝鮮半島情勢に関して、専門家を呼び、解説していただく機会を設けた。本企画は受講者の強い要望に応えたものである。本学の学生として現在のアジア情勢をおさえておくことは、公務員試験(自衛官、警察官を含む)などを初めとする就職試験の蔡に有利に働くと思われる。
講師は日本でも少ない北朝鮮問題の専門家として数々の業績をあげ、高い評価を受けている鐸木昌之現立命館大学時任講師である。
鐸木先生は日本のメディアで流れる北朝鮮情報に疑問を呈し、どのようにすれば様々な情報をとれるかについて具体例を挙げて示した。国際政治の厳しい現実を指摘し、急を告げる朝鮮半島情勢に直面して、少しでも役に立つ情報をいかに得るか、どのような判断をすべきか、そしてその中で「行き残る」ためにはどうすべきかを考えよ、という具体的で現実的な内容であった。
平和な世の中で暮らしている一般の学生にとっては大きな刺激となったはずで、皆、熱心に聴いていた。最後に感想を書かせて集めたが、しっかり自身で考えることの重要性とそのために大学で学ぶべきことが多い、ということがわかったようである。

April 3, 2018 1:14 PM