拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-3 教育・研究 - 各学部における実践的な職業教育の充実

実践的な職業教育の充実

-ネパール・インドについて-

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  • 学部・団体名

    国際学部

  • テーマ

    ネパール・インドについて

  • 実施日

    2017年12月20日

  • 参加人数

    70人ほど

2017年からいよいよ拓殖大学国際学部とJICAが連携をして、ネパールにて農業プロジェクトを開始することが決まった。現段階で、その第一陣の候補者(農業コース卒業生)がJICAの試験を受け、最終選考中である。合格すれば、2018年末に、訓練を経て正式にネパールへと派遣されることになる。
このプロジェクトに対する学生たちの関心はとても高く、国際学部の学生たちは「将来海外で働きたい」と入学してくる人が多いが、実際にはそのような就職口はほとんどないのが現状である。しかし、このプロジェクトのおかげで、農業コースに進めば、新卒で海外に行ける道が開けた。そのため、今年の農業コース希望者は倍増したほど、関心が高まっている。
それを受けて、実際のネパールの現場では、どのような農業問題が起きているのか。拓殖大学の学生たちには何が求められているのかを、現場のキソル博士からご報告いただく講義を行った。キソル博士は、今回のネパールプロジェクトの立役者であり、最も困難であったネパール農業開発省と交渉に当たってくれた人物である。
キソル博士は、日本の中部大学で国際開発学の学位を取得しているが、自身の家が農家だったこともあり、農業にたいへん造詣が深い。専門的な細部まで講義することが可能であり、受講生の大半は農業コース生であったため、みんな熱心に耳を傾けていた。その模様はホームページ上に報告されている。

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April 3, 2018 12:48 PM