拓殖大学「教育ルネサンス」改革改善への取組


01-1 教育・研究 - 大学全体の取組等

学生の質保証

-「ルーブリック」の作成-

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大学の大衆化と学生の多様化が一層進む中、国際性の観点からも、大学の質を社会に保証していくことが求められており、これに対応するための施策に取り組んでいます。

その施策の一つとして、本学では、後述の「ルーブリックとは」の趣旨を踏まえ、大学全体の「卒業認定・学位授与の方針」(以下「DP」という。)における到達目標のレベルを示す「ルーブリック」を作成しました。これは、卒業を認定し学位を授与するうえで求められる到達目標に対して、どの程度達成できているかを学生に確認してもらうものです。
定期的に自身の学修状況を振り返り、不足する点は改善し、学修成果を得ている点はさらに伸長させるなど、学修向上に役立てられることを目的としています。
なお、本学教職員においては、この「ルーブリック」で示すDP の到達目標に留意したうえで、DP 達成の実現に努め、学生への教育に専心していきます。

拓殖大学DP 到達目標のレベルを示す「ルーブリック」(PDF)
拓殖大学DP 到達目標「キーワード」(PDF)

○ルーブリックとは
中央教育審議会「質転換答申」において、学修到達度を示す評価基準を観点と尺度からなる表として示したもので、DP 到達目標に準拠した評価のための基準作りに資するものとされています。これは、①思考力、判断力、表現力等のパフォーマンス系の評価をすることに適していること、②達成水準が明確化され、複数の評価者による評価の標準 化により公正な評価が図れること、③教える側と学修者の間で共有できること、さらに、④学修者の最終的な到達度だけでなく、現時点での到達度、伸びを測ることができることなどのメリットがあるとされます。

March 24, 2018 10:38 AM