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TDS【第2回スポキャンレポート⑦:嶋 遥】子どもたちの力

7月2日(日)に八王子国際キャンパスで開催された第2回「スポーツオープンキャンパス」を拓大生がレポート!学生たちが現場を見て感じたことをシリーズで紹介します。

【庭球部レポート】
テニスコートでは部員と一対一で練習に励む子どもたちの姿が。大学生とのラリーはついていくだけでも大変。実際に練習に参加した子どもたちに感想を聞くと「大学生のお兄さんと練習ができて楽しかった」、「優しく教えてくれたのでよかった」と答えてくれた。一方、熱心に取り組む子どもたちを見て庭球部の学生からは「スポーツを純粋に楽しむ姿を見て、スポーツを楽しむことの素晴らしさを再認した」との声。練習の終わりには記念品をプレゼント。子どもたちと学生たちが距離なく一緒になって楽しめるのはスポーツならでは。互いに楽しい時間を作れたと思う。

【自動車部レポート】
熱気溢れる八王子キャンパスに爆音が鳴り響く。一際アツい雰囲気漂うここは、自動車部のブースだ。ホンダのシビックをはじめとした多くのマシンが並ぶ姿は、圧巻の一言。通り行く人の誰もが足を止め、特徴的な車体に魅入っていた。車内に座ってハンドルを握ることもでき、実際に座ってみた子どもたちは、「エンジンの音が凄かった」「将来は速い車を作りたい」などと、嬉嬉とした目で答えてくれた。自動車部の武田和泉さん(工学部3年)は、「モータースポーツは好奇心さえあれば始められる。垣根を低くしてアピールすることで、自動車に興味を持ってもらえれば」と話した。自動車の免許を取得できる大学生ならではのスポーツだが、その魅力は子どもたちにもしっかりと伝わったようだった。

【野球部レポート】
東都大学春季リーグ戦の2部で準優勝という結果を残し、いよいよ1部昇格も期待される野球部。スポキャンでは一人でも多くの子どもたちに野球の基礎を知ってもらうため、バッティングやキャッチボールを教えることを中心としたプログラムを行った。今回のイベントについて野球部の異喜古凌平さん(政経学部4年)は、「さまざまなスポーツを実際に体験することが大切です」と答えてくれた。野球体験を終えて小学4年の男の子は、「普段は陸上をやっているが、野球部の人に色々と教えてもらえて楽しかった。またやりたいと思った」と取材に答えてくれた。

【ゴルフ部レポート】
今回ゴルフ部は、初心者でもゴルフの楽しみを味わえることをコンセプトに、練習用のマットでパターゴルフが楽しめるブースを開いた。しかし、練習用といってもこれが意外と難しいようで、訪れた人たちは大人子供問わず皆何度も挑戦していた。横では常に部員がサポートをしており、初心者でもわかるように指導していた。難しいからこそホールに入ったときの達成感は格別。拍手の中、笑顔の子どもたちの様子を見ると、ゴルフの楽しさは確実に伝わっているようだと感じられた。

【陸上レクリエーションレポート】
参加者たちが皆さまざまなスポーツを楽しみ、相撲部特製のちゃんこ鍋に舌鼓を打った後は、陸上競技場にてレクリエーションが行われた。その中でも学生と子供たちで対決をする"しっぽとりバトル"では白熱の攻防が見られた。学生のつけたしっぽを子どもたちが追いかけ奪い取るこの競技、最初は余裕を見せていた学生たちも、子どもたちの元気さに圧倒され、タジタジ。にぎわう競技場の中には、箱根駅伝で活躍したワークナー・デレセ・タソさん(国際学部3年)の姿も。「子どもたちの力はすごいね」とコメントをくれた。

商学部 経営学科2年 嶋 遥

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August 28, 2017 5:12 PM