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チームシューカツ、田嶋先生インタビュー「マーケティングの魅力とは?」

取材活動を通じて、人間力を高め、就職に強い学生を育成するチームシューカツの取材プロジェクト。今回は商学部・田嶋先生へのインタビュー記事を掲載!

学生時代のゼミがマーケティングとの出会い
田嶋先生はマーケティングをテーマに研究している。マーケティングとは「売れ続けるしくみ作りによって、売り込みの必要性をなくすこと」と定義され、商品やサービスを提供する際にどうすれば消費者に購入してもらえるのか、を研究する学問である。先生がマーケティングを専攻するきっかけは大学時代のゼミだった。「学部でマーケティングのゼミが新しくできたばかりで何か新しい発見がありそうという好奇心があり入りました。」と話す。大学の卒業前は企業に就職するか、マーケティング研究者の二択で悩んでいたが、マーケティング研究者との出会いにより、新しい見方や考え方、とらえ方を追求する面白さに惹かれ、大学院に進むことを選んだ。

マーケティングは「感動」が大事
現代、かなりの情報量が飛び交っている。そして消費者はそれらを駆使して買い物をするようになってきた。こうした状況は、消費者の行動に深く関連してくる。戦後から見てみると、何もかもがない時代に初めてテレビを買うとき、今の私たちには想像できないくらいの感動があった。しかし年月が経ち、2台目のテレビなど、既に経験したものを買う際には1台目ほどの感動はなく、より簡単に買い物を済ませるはずである。買うべき製品や情報量は確かに多くなったが、人間が処理できる情報の量には限界があるため、「これからはメリハリがついた買い方になっていく」と語る。大事なものは多くの情報を駆使して買い、そうでないものはネットや口コミのランキング上位に上がったものなどを、あまり手間をかけずに買うようになるのではないだろうか。先生が最近感動したものを聞いてみると、以前アメリカに行ったときに利用した、スマートフォンでタクシーを呼ぶ事ができる配車サービスUberだと言う。使い方は、アプリを起動し行きたい場所を入力すると、そのままタクシーが来て送ってくれる。支払いはクレジットカードなので、紛らわしい交渉も一切なくシンプルで使いやすい。また、乗客はそのドライバーの評価をするので、非常にサービスが良い。先生が利用した時は、ミネラルウォーターをくれたそうだ。 日本の過疎地でも似た事例があり。公共交通機関の衰退とともに、高齢者の足がほとんどなくなってきた。そういうところでは一般の人が車を運転して料金を支払うような特区がある。 このように考えていくと、良くも悪くも今の時代あまり苦労しないで生活できるようになった。それに、最近「お客さまを少々持ち上げすぎ」だと語る。ここからはできませんというような線引きをすることが社員のために必要になってくるだろう。社員を大切にすることが、ひいてはサービスの向上につながる。

常にアンテナを立てておくことが大事
あらゆる企業でマーケティングの知識は役に立つだろう。しかし、会得しようと思っても教科書だけでは理解しきれない部分が多く、難解だ。「様々な知識が必要であり、総合的に学ばなければ理解が深まらない」と先生もマーケティングの難しさを話す。そこで先生はマーケティングの授業で、具体例を出し抽象化することに気をつけながら教えている、身近にあるマーケティングを知ることでイメージがしやすく、こうして蓄えた知識は広い分野に応用することができる。「コツコツやって、ある日突然理解することができる」と先生は語った。そして、学生に向けて先生は「どんな授業からもなにかを学んでやろうという姿勢は大事。なにか一つ知らないことを知れた、そういう喜びが大切」マーケティングに限らず大学生活では常にアンテナを立てておくことが大事、多くの情報を拾っていくことで、「わからない」が「わかる」に変わっていく、その感覚を学生にはわかってほしい、と語った。

【取材後記】マーケティングに対するイメージが変化
田嶋先生からお話を聞くまでは、マーケティングに対して「複雑で難解」というイメージがあり、取材するにあたって緊張していましたが、質問に対して笑顔でやさしく答えてくれる先生を前にして、緊張が解れ、話が進むにつれ、いつの間にかメモを取る手が止まり、思わず話を聴きこんでしまいました。様々な事例を上げて説明してくれる先生の話はとてもわかりやすく、マーケティングに対するイメージが一変し、興味が湧きました、このように田嶋先生はマーケティングの魅力を楽しく教えてくれる先生です。記事を読み興味をもった学生の方は是非、マーケティングを勉強してみてください!
【取材記者】沢田典彦、佐藤可奈子、田中舜也、馬場廉也

April 21, 2017 1:48 PM