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チームシューカツ「社会人基礎力育成グランプリ」関東地区予選大会レポート

12月4日(日)に文京キャンパスにて「平成28年度 社会人基礎力育成グランプリ関東地区予選大会」が開催されました。大会運営にあたり、我々チームシューカツ学生メンバーと他大学生、あわせて20名で学生運営委員を結成し、会場設営、掲示物や大会パンフレットの作成、当日の司会進行などを担いました。
10月22日に開催された学内選考会の参加は12チームでしたが、関東地区予選大会ではその倍にあたる24チームが参加したため、発表は2会場で行われました。準備段階から役割を分担し、資料や掲示物の作成、他大学の学生メンバーとの連携、初めて本学に来る方々を考慮した設営を心がけました。運営当日は、突然の資料訂正や予定変更など様々な問題に直面しましたが、大会が滞りなく進むよう力を尽くしました。また、発表終了後に全参加チームで行われる恒例の学生交流セッションでは、発表者の方が緊張感から解放され息抜きできる、そして観覧者も含む全員が一体となって楽しめる企画を学生運営委員で相談し模索し実施しました。チームシューカツメンバー全員が、「大会を無事に成功させる」という共通の目標に向かって、それぞれが自分のやるべき事を把握し、刻一刻と変化していく状況にも瞬時に対応することで、無事大会を成功に導くことができたと実感しています。
関東地区予選大会の参加チームの発表は、どれもレベルが高いものでした。それぞれがどのような経験をして、どのような課題に取り組み社会人基礎力を身につけたかについて熱くプレゼンテーションする姿からは、苦労と努力が伝わりとても感動しました。各チームの個性のある発表、壇上での立ち居振る舞い、相手にわかりやすく伝えるための表現方法などを間近で見られたことはとても勉強になりました。また、メンバー同士で刺激し合い、お互いの強みや弱みを補完しながら個人では決してできないことを成し遂げる姿を見て、本当の意味での「チームワーク」を学びました。そして、チームシューカツの一員として、改めてその大切さを実感しました。2017年2月20日に本学を会場として開催される全国大会に向け、今までの経験や反省を活かしながら、今回よりもさらに強いチームワークで、拓殖大学の名に恥じないよう運営していきたいと思います。

【文責】平成28年度社会人基礎力育成グランプリ
学生運営委員
政経学部 法律政治学科 3年 鈴木湧斗

社会人基礎力とは...
「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省によって2006年から提唱されています。企業や若者を取り巻く環境変化により、「基礎学力」「専門知識」に加え、それらをうまく活用していくための「社会人基礎力」を意識的に育成していくことが今まで以上に重要とされています。

社会人基礎力育成グランプリとは...
ゼミナールや研究室等での課題解決型学習・実習において、学生たちがどのような課題に取り組み、その過程でどれだけ社会人基礎力が身につき、伸ばすことができたかを、プレゼンを通して競い合う大会です。
全国6地区で行われる予選大会では、各地域の経済産業局、企業の方々による審査によって、地区代表チームが選出されます。全国決勝大会では、各地区代表チームによるプレゼンを経済産業省や企業の人事担当、大学教員といった産官学の有識者委員によって審査が行われ、最優秀賞チームには「社会人基礎力大賞(経済産業大臣賞)」が授与されます。

December 14, 2016 7:52 PM